今月は、栃木警察署『一署一策』プロジェクトについてお話させて頂きます。
昨年の栃木警察署管内の人身事故の発生状況は、
発生件数については、392件
負傷者数については、465人
死者数については、5人
で、死者5人のうち4人が高齢者でした。
また、今年3月末までに栃木県内で交通事故で亡くなった方17人のうち、10人が高齢者という状況でもあります。
高齢者が交通事故で亡くなる状況が顕著に表れています。
日本全体が超高齢化社会へと進んでおり、栃木県警では、高齢者の交通安全対策が特に重要であると考えています。
当署においては高齢者の交通安全対策を最重要課題と考え、「交通死亡事故抑止「『一署一策』プロジェクト」を、高齢歩行者の交通事故防止対策と策定しました。
対策の一つとして、「思いやり110番」のお願いです。
3月末で、県内での高齢者の交通事故死者のうち歩行中に亡くなった方が4人おります。
このような痛ましい事故を未然に防止するため、交通事故に遭う恐れのある危険な歩行者を発見した場合は、迷わずに警察へ110番通報をお願いします。
警察では、交通事故防止対策として、交通事故に遭う恐れのある高齢者や泥酔者などを発見した場合に、緊急通報して頂く「思いやり110番」運動を推進しています。
安全運転管理者栃木地区協議会の皆様には、この運動を一人でも多くの方に周知して頂き、悲惨な交通事故が1件でも減少するよう、ご協力をお願い致します。
2021・may
3月18日(木)午前5時30分頃、栃木市大平町土与地内の県道で、乗用車同士の出会い頭の事故で、運転していた男性(32歳)が死亡しました。
車両を運転する際には、
〇 速度を控え、ゆとりを持った運転をする
〇 しっかり前を見て安全運転をする
〇 交差点では安全確認をする
〇 全席シートベルト(チャイルドシート)を着用する
などを励行し、交通事故防止に努めて下さい。
栃木警察署では、交通事故を防止するため、交差点違反、速度違反など、交通指導取締りを強化しています。
令和3年3月19日 栃木警察署長
12月10日(木)午前6時12分頃、壬生町大字安塚地内の県道十字路交差点で、軽自動車が直進中に横断中の歩行者と衝突し、女性高齢者が死亡しました。
車両を運転する際には、
〇 しっかり前を見て安全運転をする
〇 速度を控え、ゆとりを持った運転をする
〇 歩行者・自転車は道路を横断する際、左右の安全確認を徹底する
〇 歩行者・自転車を見かけたら減速する(3S運動の励行)
〇 前照灯の上向き、下向きをこまめに切り替えて運転する
〇 午後4時になったら前照灯を点灯するライト4(フォー)運動を実践する
などを励行し、交通事故防止に努めて下さい。
栃木警察署では、交通事故を防止するため、交差点違反、速度違反など、交通指導取締りを強化しています。
令和2年12月10日 栃木警察署長
10月25日(火)午後2時00分頃、栃木市星野町地内の県道丁字路交差点で、普通車と大型バイクの交通事故で、大型バイクを運転していた男性(45歳)が死亡しました。
車両を運転する際は、
〇 交差点では、安全確認を徹底する。
〇 しっかり前を見て安全運転をする。
〇 速度を控え、ゆとりを持った運転をする。
などを励行し、交通事故防止に努めて下さい。
栃木警察署では、交通事故を防止するため、交差点違反、速度違反など、交通指導取締りを強化しています。
令和2年10月26日 栃木警察署長












