明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
令和3年の栃木署管内の交通事故について申し上げます。
令和3年中、栃木署管内の交通事故発生状況
〇 発生件数 396件(前年比 +4件)
〇 負傷者数 486人(前年比 +21人)
〇 死者数 6人(前年比 +1人)
今年も、安全運転管理者の皆様と共に一致協力して、さらに交通事故を減少させたいと考えておりますので、引き続きご支援、ご協力をお願い申し上げます。
本年3月までの栃木警察署の交通死亡事故抑止一署一策プロジェクトを、高齢者に対する交通事故防止対策と策定しました。
・ 高齢者に対する交通安全教育、指導の強化
・ 運転に不安を感じた方の運転免許証の自主返納の促進
・ 先進の安全装置を搭載した安全運転サポート車の体験会を開催し、安全運転サポート車への乗り換え促進
を中心に実施していきますので、ご協力よろしくお願い致します。
2022.JAN
栃木警察署交通企画係長の大友です。
今年も年の瀬が押し迫り、交通量や行き交う人や車の動きも、心なしか忙しなく感じます。
皆さん、
〇 朝、車のフロントガラスの霜が良く取れていないうちに運転を始めていませんか?
〇 信号の変わり目、無理をしていませんか?
〇 先を急いで走っていませんか?
〇 考え事をしながら運転していませんか?
何かと気忙しくなったこの季節、いつも以上に注意が必要です。『いそぎ』『あせり』『いかり』は事故のもと。常に心にゆとりを持ち、冷静な気持ちで運転しましょう。
『中央分離帯の切れ目~横断者に注意』
栃木署管内の交通事故発生状況(11月30日現在)
〇 発生件数 351件(前年同期比 +2件)
〇 負傷者数 431人(前年同期比 +17人)
〇 死者数 6人(前年同期比 +2人)
2021 DEC
栃木警察署交通企画係長の大友です。
10月25日現在、県内の交通事故死者のうち、高齢者の割合が5割を超え、特に薄暮時間帯以降に高齢者が車にはねられる事故が多発しています。
過去5年間の交通死亡事故における夜間の高齢歩行者108人のうち、反射材を着用していたケースは1件もありません。
11月は、日没時間が早くなり、薄暮・夜間における重大交通事故の発生が懸念されます。このような状況から、県警では、11月を「ピKAT(ピカッと)月間」として、歩行者の反射材用品の着用促進活動を展開しております。
どうぞ、お出かけの際は、皆様をはじめ、ご家族全員が反射材を身に着けていただきますよう、宜しくお願いします。
また、薄暮・夜間に車を運転する際は、前照灯の早め点灯と原則ハイビームとこまめな切換えにより、横断歩行者や自転車を早期に発見し、危険を回避するように努めて下さい。
特に、夜間、前方を走行する自転車の発見が遅れ、衝突する死亡事故が増加していますので、ご注意願います。
栃木署管内の交通事故発生状況(10月25日現在)
〇 発生件数 289件(前年比-22件)
〇 負傷者数 359人(前年比-7人)
〇 死者数 6人(前年比+2人)
2021 NOV
10月10日(日)午後1時頃、栃木市大塚町地内の市道で、軽乗用車と大型貨物車が衝突する交通事故が発生し、軽乗用車の女性(76歳)が死亡しました。
車両を運転する際には、
〇 しっかり前を見て安全運転をする
〇 赤信号や一時停止標識のある交差点では必ず停止して安全確認する
〇 速度を控え、ゆとりを持った運転をする
〇 全席シートベルトを着用する
などを励行し、交通事故防止に努めて下さい。
栃木警察署では、交通事故を防止するため、交差点違反など、交通指導取締りを強化しています。
令和3年10月11日 栃木警察署長
秋の交通安全県民総ぐるみ運動期間中は、各事業所におきまして、安全運転の取り組みを推進して頂き、誠にありがとうございました。
9月26日現在、県内の交通事故死亡者は43人(前年比+3人)と多くの方が犠牲になっており、とりわけ栃木署管内は県内警察署最多の5人の方が亡くなっています。
例年、日没が早まる10月以降は、「人対車両」の交通事故が顕著に増加し、中でも午後4時以降の薄暮時間帯に多発する傾向にあります。
特に、午後4時台の発生は前照灯を転倒していない車も多いことから、ドライバーに対して前照灯の早め点灯を意識付けることで同時間帯における交通事故を防止することを目的として、栃木県警察は、以下の通り今年も「ライト4(フォー)運動」を実施することとしました。
1 運動の期間
令和3年10月1日(金)から令和4年2月28日(月)迄
2 キャッチフレーズ
「16時だよ!全員点灯」
3 推進事項
(1)新型コロナウイルス禍の現在の状況を鑑みますと、人を多数集めるイ ベント等の開催が難しい状況にあります。よって、ポスターやチラシを効果的に活用するなど現状でも可能な方法を考慮して本運動の周知を図ります。
(2)前照灯を点灯していない車が多い午後4時台の活動、管内の事故多発箇所・時間帯など、管内情勢に応じた街頭活動を強化します。
(3)本運動と合わせて、「夜間の原則ハイビーム」についても呼びかけます。
本運動の実施に当たりまして、各事業所におかれましても、毎日午後4時に「まずは社有車からの実践」をお願い致します。
2021,OCT
今年も残り約4カ月となりますが、8月25日現在、県内の交通事故死者数は39人(前年比+5人)と多くの方が犠牲になっており、とりわけ栃木署管内は県内最多の5人の方が無くなっています。
7月29日には、栃木市大平町地内で軽乗用車が縁石及び電柱と衝突して運転者が亡くなるという事故がありました。
また、7月31日には、壬生町地内で軽乗用車が中央分離帯に衝突して運転手が亡くなるという事故もありました。
事故は、いくら注意していても避け切らないものもあると思いますが、いつ、どのように起きるかわからない事故を防ぐためにも、あらゆる危険を予測しながら走行して下さい。
これからは日も短くなってきますので、特に薄暮時間帯は要注意です。
夜間は原則ハイビーム運転を心掛けていただき、いち早く道路上の危険を発見し、危険回避をして下さい。
また、信号機のない横断歩道においても、歩行者を発見した時は、必ず止まっていただきますようお願いします。
栃木警察署管内の横断歩道を利用する歩行者が、安全に横断できるよう、車両を運転する方々が歩行者をいち早く発見して下さい。
9月21日(火)から30日(木)までの10日間は「秋の交通安全県民総ぐるみ運動」が実施されます。
全国重点は、
〇 子供と高齢者をはじめとする歩行者の安全の確保
〇 夕暮れ時と夜間の事故防止と歩行者等の保護など安全運転意識の向上
〇 自転車の安全確保と交通ルール順守の徹底
〇 飲酒運転等の悪質・危険な運転の根絶
栃木県重点は
〇 「子供や高齢者に優しい3S運動」の推進
〇 「夜間走行中の原則ハイビーム」の徹底
です。
この運動を機に、これ以上の犠牲者が出ないよう、交通安全の輪を広げていきたいと考えていますので、より一層のご協力とご支援を賜りますようよろしくお願いします。2021.SEP
7月31日(土)午後7時44分頃、下都賀郡壬生町乙地内の片側2車線の道路において、軽乗用自動車が中央分離帯に衝突した交通事故が発生し、運転していた男性(75歳)が死亡しました。
車両を運転する際には、
〇 速度を控え、ゆとりを持った運転をする
〇 しっかり前を見て安全運転をする
〇 交差点では安全確認をする
〇 全席シートベルト(チャイルドシート)を着用する
〇 夜間は原則ハイビーム
などを励行し、交通事故防止に努めて下さい。
栃木警察署では、交通事故を防止するため、速度違反、飲酒運転など、交通指導取締りを強化しています。
令和3年8月2日 栃木警察署長
7月27日(火)午後7時5分頃、栃木市大平町地内の路上において、軽乗用自動車が単独で縁石及び電柱に衝突した交通事故が発生し、軽乗用自動車を運転していた男性(50歳)が死亡しました。
車両を運転する際には、
〇 速度を控え、ゆとりを持った運転をする
〇 しっかり前を見て安全運転をする
〇 交差点では安全確認をする
〇 全席シートベルト(チャイルドシート)を着用する
などを励行し、交通事故防止に努めて下さい。
栃木警察署では、交通事故を防止するため、速度違反、飲酒運転など、交通指導取締りを強化しています。
令和3年7月27日 栃木警察署長
今月は、「自転車もルールを守って交通事故防止」についてお話させて頂きます。
皆さんや、皆さんの家族は、自転車に乗る機会はありますか。
昨年、県内で自転車乗車中に交通事故で亡くなった方は12名おり、全死者数の2割を占めました。
当署管内でも5月に自転車乗車中に交通事故で亡くなった方が1名おります。
夏休み期間中、特にお子様が自転車で出かける際は、ヘルメットを着用させて頂きますよう家庭内でご指導をお願いします。
また、この夏休み中に自転車の点検整備や賠償保険についても検討をしていただきたいと思います。
賠償保険については、ご自身で加入している保険に自転車の損害保険及び賠償保険がついていない場合に検討して頂きたいもので、年1回、自転車安全整備店で整備を受けると損害保険と賠償保険が付いたTSマークが貼付されるものがあります。
最大1億円の賠償責任保証がありますので、検討して頂ければと思います。
ご存じの通り、自転車も車両の仲間です。
平成27年9月1日に栃木県道路交通法施行細則が一部改正され、
☆ 携帯電話を手で持って通話しながら自転車を運転する行為
☆ 携帯電話、携帯ゲーム等に表示された画像を注視しながら、自転車を運転する行為
☆ イヤホン、ヘッドホン、カーオーディオ等を使用して、大音量で音楽等を聴きながら自動車や自転車などの車両を運転する行為
が禁止されています。
また、自転車運転中に
☆ 信号無視
☆ 遮断踏切立入
☆ 指定場所一次不停止等
☆ 歩道通行時の通行方法違反
☆ 制動装置(ブレーキ)不良自転車運転
☆ 酒酔い運転
などの危険行為を繰り返した場合、「自転車運転講習」を受けることになりました。
夏休みの時期に入りましたので、お子様も含めて、自転車もルールを守って交通事故防止に努めていただきますようお願いいたします。
2021.JULY
交通安全対策の推進につきましては、平素から御理解と御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、本年6月28日、千葉県八街市において、業務中のトラックが小学生の列に衝突し、児童5人が死傷する大変痛ましい交通事故が発生しました。
ひとたび、このような交通事故が発生すると、企業にとって経済的な損失だけでなく、イメージの低下、その後の企業活動に多大な影響を及ぼす可能性があります。
つきましては、事業所の皆様におかれましては、道路交通法等で定められていますように、
〇 業務に使用する自動車の使用者は、
・ 運転手に飲酒運転や過労運転などをさせないように努める事
・ 酒酔い、酒気帯び運転、無免許運転などの自動車の運転に関し一定の違反行 為をすることを命じ、またはこれらの行為を容認してはならないこと
〇 安全運転管理者は
・ 最高速度違反、過積載、過労運転、放置車両違反の防止、その他安全運転を確保する事に留意して、自動車の運航計画を作成すること
・ 運転手の点呼を行い、自動車点検の実施状況や、飲酒、過労、病気等を確認し、安全運転を確保するために必要な指示をすること
等を徹底し、交通事故防止に万全を期すようご協力お願い申し上げます。
当署におきましても、通学路等における交通指導取締り及び警戒活動を強化してまいりますので、併せてご協力をお願い致します。
令和3年7月9日 栃木警察署長