11月は、日没時間が早くなり、薄暮・夜間における重大交通事故の発生が懸念されます。
今年は交通事故死者のうち、高齢者の割合が7割を超え、特に、夜間歩行中に反射材用品を身に付けずに被害に遭う事故が多発しています。
過去5年間の交通死亡事故における夜間の高齢歩行者80人のうち、反射材用品を着用していたのは、わずか1人でした。
このような状況から、県警では、11月を「ピKAT(ピカッと)月間」として、歩行者の反射材用品の着用促進活動を展開しております。
どうぞ、お出かけの際は、皆様を始め、ご家族全員が反射材を身に着けていただきますよう、よろしくお願いします。
また、薄暮・夜間に車を運転する際は、前照灯の早め点灯と原則ハイビームとこまめな切換えにより、横断歩行者や自転車を早期に発見し、危険を回避するように努めて下さい。
特に、夜間、前方を走行する自転車の発見が遅れ、衝突する死亡事故が増加していますので、ご注意願います。
栃木署管内の交通事故発生状況(11月15日現在)
〇 発生件数 323件(前年比-66件)
〇 負傷者数 423人(前年比-63人)
〇 死者数 8人(前年比-3人)
(2017.Nov)
~薄暮・夜間における高齢歩行者の交通事故防止~
例年、これから年末に向けて、薄暮(夕暮れ時)・夜間における高齢歩行者の交通死亡事故が増加する傾向にあります。
本年の交通死亡事故を見ますと、高齢者の割合が7割を超え、特に夜間歩行中に反射材用品を着用せずに被害に遭う状況が多く、過去5年間でも夜間の高齢歩行者80人のうち、反射材用品を着用していたのはわずか1人でした。
薄暮・夜間に外出する際は、運転者から発見しやすい「明るい服装」を心掛け、「反射材用品」の着用をお願いします。
運転者は、『ハイビームのこまめな切替え』により危険を素早く察知して、交通事故防止に努めましょう。
*栃木警察署では、街頭活動を強化していくとともに、速度違反やシートベルト違反を中心とした交通指導取締りを強化し、交通事故の防止に努めてまいります。
平成29年10月31日 栃木警察署長
秋の交通安全県民総ぐるみ運動では、大変お世話になりました。県内では9月14日から23日までの10日間で、8件8名の交通死亡事故が発生し、9月24日に交通死亡事故多発全県警報が発令されています。
残念ながらこの8件の死亡事故の中には、栃木市藤田町地内における普通乗用車と中型貨物車の出会い頭の交通事故も含まれております。この事故で、栃木署管内の死亡者数は8件8名となっております。
これから、日が短くなっていき、夕暮れ時の重大交通事故の発生が危惧されますので、スピードを控え、安全確認を徹底して、交通事故防止に努めて下さい。
交通事故防止のポイント
〇 夕暮れ時は前照灯の早め点灯の励行
〇 前照灯は、原則ハイビームとこまめな切換えにより、横断歩行者の早期発見
〇 車間距離を十分に取り、ゆとりを持った運転の励行
栃木署管内の交通事故発生状況(9月30日現在)
★ 発生件数 280件(前年比-62件)
★ 負傷者数 362人(前年比-63人)
★ 死者数 8人(前年比-1人)
(2017.Oct)
県内においては、9月14日から9月23日までの10日間に8件8人の交通死亡事故が発生し、9月24日付で栃木県交通安全対策協議会長(栃木県知事)から見出しの警報が発令されました。発令期間は9月24日(日)から10月3日(火)までの10日間です。
栃木警察署管内においても、本年すでに8件8人の交通死亡事故が発生しております事から、車を運転する際は、
〇 速度を控えめにして、歩行者や自転車の動きに十分注意して交通事故防止に努めて下さい。
〇 全席シートベルト(チャイルドシート)の着用を徹底して下さい。
〇 夜間、前照灯の原則ハイビームとこまめな切替えを励行し、道路を横断する歩行者や自転車を早期に発見し、交通事故防止に努めて下さい。
* 高齢者が関係する交通死亡事故が相次いで発生していることから、栃木警察署では、高齢者に対する対策強化及び街頭広報活動を強化するとともに、速度違反やシートベルト違反を中心とした交通指導取締りを強化し、交通事故の防止に努めてまいります。
平成29年9月26日 栃木警察署長
















